【教育目標】
「知・徳・体 バランスがとれた人間形成」
「よき社会人として地域社会に貢献する有能な人材の育成」
「新しい伝統の創造」
ごあいさつ
校 長 前 田 成 穂
新宮高校のホームページを
ご覧くださり、ありがとうございます。
本校は、明治34年(西暦1901年)に開校し、旧制
新宮中学校、旧制新宮工業学校、旧制新宮高等女学校
から数えると創立117年を迎え、3万5千人超の有為
な人材を世に送り出した伝統ある学校です。
戦後の学制改革で新宮高等学校となってからも70年が経過しようとしています。
和歌山県南部、とりわけ新宮・東牟婁地方において長きにわたり地域の教育や文化の中心として位置づけられており、戦前は当地方の最高学府の意味を込めて「熊野大学」とも呼ばれていました。
輩出した卒業生の中には、電波天文学の開拓者 畑中武夫 博士、望郷の詩人 佐藤春夫 氏や芥川賞作家 中上健次 氏、日本の抽象画の先駆者 村井正誠
氏、大相撲の久島海啓太 関、野球選手の前岡勤也 投手や藪恵壹 投手等がいます。政治・経済、医療、科学技術、教育、芸術・文化、スポーツ等さまざまな分野で、本県のみならず、日本さらには世界を舞台に活躍されています。
本校は、新宮市のシンボル神倉山の麓、磐盾山下に位置し、約50,000㎡の広大で緑豊かな敷地の中にあります。約35,000冊の蔵書を誇る図書館、最新の機器が整備された情報処理教室、宿泊・課外活動棟として利用できる「彩雲館」、体育館や武道館など充実した施設設備を有しています。
校訓は、「質実剛健」です。これは、「飾り気がなく、まじめで強くしっかりしていること」という意味です。「強く」というのは、決して屈強な体だけをいうのではなく、心優しく相手をいたわれる優しさも併せ持つことを表しています。こうした生徒をはぐくむため、教職員は、情熱を持って生徒の自覚を促し、成長をしっかりと支える教育活動を行っております。
現在、全日制課程では、授業時間を65分とし、生徒一人一人の進路希望を叶えるべく、授業時間の確保はもとより、授業内容の充実に努めています。また、放課後や長期休業等には補習を行い、確かな学力の伸長をめざしております。学習環境については全HR教室にエアコンを設置し、季節にかかわらず、生徒が授業等に集中できるようにしています。
クラブ活動については、体育系が16クラブ、文化系が12クラブあり、多くの生徒が限られた時間の中で仲間とともに切磋琢磨し、日々技術や能力を高め合っています。その結果、全国大会や国体、近畿大会等にも多くの生徒が個人や団体で出場しています。
また、定時制課程も併設しており、生徒一人ひとりの個性を生かす教育を実践し、社会的に自立できるよう丁寧な指導・支援を行っています。また、3年間で卒業できる三修制のコースもあり、多くの生徒が働きながら勉学に取り組んでいます。
結びに、生徒・保護者はもとより、地域からも一層信頼され、生徒に夢や希望を与えられる学舎となるよう、教職員とともに直向きに努力する所存でおります。本校のこれからの教育活動に、より一層のご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願いいたします。
平成30年4月
昭和23年4月1日 | 学制改革により、県立新宮中学校、同新宮工業学校、同新宮高等女学校の3校を統合再編成して和歌山県立新宮高等学校を創設 |
昭和23年5月10日 | 開校、全日制普通、商業、工業(土木、建築)の諸課程、及び別課を設置 |
昭和23年10月11日 | 定時制併設開校 |
昭和30年10月25日 | 講堂兼体育館竣工式 建坪770平方メートル(230坪)鉄骨鉄筋構造 |
昭和38年4月1日 | 県立新宮商業高等学校新設(新宮高校校舎の一部仮用)分離独立(10月1日佐野に移転)にともない商業科募集停止、初代校長尾屋敷薫 |
昭和43年10月26日 | 校舎総合改築第1期工事(第1棟本館、特別教室)竣工 |
昭和43年12月4日 | 本館屋上に天体ドーム竣工(直径5m)、北グラウンドに相撲道場竣工 |
昭和44年9月19日 | 第2期工事竣工(第2棟普通教室)、第1部室ブロック2階建12室竣工(南端) |
昭和44年9月30日 | 西グラウンド造成工事竣工 |
昭和45年10月8日 | 第3期工事竣工(第3棟西側) |
昭和46年5月19日 | 第4期工事竣工(第3棟東側) |
昭和46年6月7日 | 図書館竣工(鉄筋コンクリート3階建、3階は視聴覚教室、2階同窓会室ほか) |
昭和46年7月13日 | 一塁側スタンド竣工(ブロック造り4段) |
昭和46年11月26日 | 天体望遠鏡設置(30cm反射望遠鏡、15cm屈折望遠鏡) |
昭和47年7月4日 | 図書館冷暖房工事竣工 |
昭和48年2月20日 | 第2グラウンド部室竣工(プレハブ) |
昭和48年5月28日 | 弓道場完成 |
昭和49年4月27日 | 生徒ホール建設工事起工式(竣工7月15日) |
昭和54年6月4日 | 体育館竣工 |
昭和54年8月 日 | 二・三棟間中庭人工芝完成 |
昭和54年11月3日 | 80周年記念式典及び体育館竣工式 |
昭和54年12月27日 | 特別教育活動教室竣工 |
昭和55年7月8日 | 校歌廃止決定 |
昭和55年8月28日 | 2・3棟間渡り廊下工事着工 |
昭和55年12月15日 | 同上竣工 |
昭和56年2月21日 | 新校歌発表、校歌碑建立 |
昭和57年3月1日 | 正面玄関に、佐藤春夫氏の詩の書と額縁を完成 |
昭和58年4月14日 | 新宮高等学校80年史刊行 |
平成3年11月3日 | 創立90周年記念式典 |
平成4年3月31日 | 課外活動棟完成 |
平成4年6月10日 | 寄宿舎新築完了 |
平成5年4月1日 | 土木科・建築科を改編して建設工学科を新設 |
平成7年10月11日 | 管理特別教室棟外部大規模改造工事完了 |
平成8年3月31日 | 1・2棟間渡りローカ改修工事完成 |
平成12月17日 | 管理特別教室棟内部1期工事完了 |
平成9年11月21日 | 管理特別教室棟内部2期工事完了 |
村井正誠氏(第17回新宮中学校卒)原画による壁画“新宮の山と海と空”玄関に完成 | |
平成9年11月28日 | 紀伊半島3県高等学校ネットワーク開通 |
平成10年3月3日 | 武道場新築 |
平成10年9月24日 | 2棟普通教室棟外部改修工事完了 |
平成11年9月24日 | 2棟普通教室棟内部1期工事完了 |
平成12年8月31日 | 2棟普通教室棟内部二期工事完了 |
平成12年11月4日 | 創立100周年記念式典「新高百年百話」刊行 第1回海外語学研修 |
平成13年8月30日 | 建設工学科普通教室・実習棟(第9棟)外部改造工事完了 |
平成14年4月1日 | 全日制2学期制実施 |
平成14年9月4日 | 3棟管理・普通・実習内部工事完了 |
平成15年8月29日 | 3棟(第2期)官吏・普通・実習内部工事完了 |
平成16年10月28日 | 管理特別教室棟空調耐震改修工事完了 |
平成16年11月11日 | 2棟普通教室棟空調設備工事完了 |
平成19年3月30日 | 図書館耐震補強工事完成 |
平成19年4月1日 | 建設工学科募集停止 |
平成20年3月24日 | グラウンド改修工事完成 |
平成20年10月30日 | 生徒ホール耐震補強工事完了 |
平成21年11月19日 | 5棟耐震補強工事完了 |
平成23年1月22日 | 「新中会」による110周年記念事業、中庭人工芝改修工事完了 |
平成23年11月6日 | 創立110周年記念式典 |
初代 | 目 良 湛 一 郎 | 昭和23年4月 ~ 昭和27年3月 |
2代 | 壺 田 靖 孝 | 昭和27年4月 ~ 昭和35年3月 |
3代 | 松 野 三 郎 | 昭和35年4月 ~ 昭和37年3月 |
4代 | 関 辰 児 | 昭和37年4月 ~ 昭和46年3月 |
5代 | 伊 東 真 次 | 昭和46年4月 ~ 昭和49年3月 |
6代 | 大 澤 松 一 | 昭和49年4月 ~ 昭和53年3月 |
7代 | 木 田 實 | 昭和53年4月 ~ 昭和55年3月 |
8代 | 髙 芝 淑 夫 | 昭和55年4月 ~ 昭和61年3月 |
9代 | 園 部 建 | 昭和61年4月 ~ 平成元年3月 |
10代 | 山 本 克 惟 | 平成元年4月 ~ 平成6年3月 |
11代 | 疋 田 眞 臣 | 平成6年4月 ~ 平成8年3月 |
12代 | 中 村 裕 | 平成8年4月 ~ 平成11年3月 |
13代 | 上 田 邦 生 | 平成11年4月 ~ 平成15年3月 |
14代 | 青 山 富 男 | 平成15年4月 ~ 平成17年3月 |
15代 | 中 谷 剛 | 平成17年4月 ~ 平成21年3月 |
16代 | 南 方 孝 之 | 平成21年4月 ~ 平成24年3月 |
17代 | 七 瀧 高 至 | 平成24年4月 ~ 平成26年3月 |
18代 | 畑 伸 憲 | 平成26年4月 ~ 平成30年3月 |
19代 | 前 田 成 穂 | 平成30年4月 ~ |
1年 | 2年 | 3年 | 4年 | 計 | |
普通科 | 1 | 1 | 1 | 1 | 4 |
新宮市のシンボルでもある神倉山の麓、磐上山下に位置し、約50,000㎡の広大で緑豊かな敷地の中に校舎があります。約4万冊の蔵書を誇る図書館、最新の機器が設置された情報処理室、宿泊・課外活動棟の『彩雲館』、約1,800人収容可能な体育館、武道館、全員が個室である寄宿舎等どれをとっても県下有数の施設・設備が整い、恵まれた環境の中で勉強できます。
〒647-0044
和歌山県新宮市神倉三丁目2番39号
全日制
TEL.0735-22-8101
FAX.0735-21-2901
定時制
TEL.0735-22-8106
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