進路基本方針
進路指導とは、生徒の希望、個人資料、自身の使命、個性等に基づき、将来の進路を選択・計画するに際し、進路情報を提供し、進路相談等、啓発活動を行いながら、組織的・継続的に指導する過程である。 この過程は、就職又は進学後の生活が将来設計によりよく適応し、自らが進歩する能力を助成するように行わなければならない。
進路指導は学校の教育活動全体を通じて行われ、すべての職員が進路指導に対する理解を深め、意欲的に生徒の進路保障に取り組まなければならない。進路指導をより効果が上がるものにするため、次の3点を基本方針として取り組む。
基本方針・具体策
基本方針
Ⅰ 生徒理解に努める。 Ⅱ 目的意識を向上させる。 Ⅲ 学力保障を図る。
具体策
- 校内の協力的組織体制を確立する。(学年・教科・各分掌の連携と連絡)
- 生徒の実態を把握し、3年間を見通した指導計画をたてる。(実態調査・計画の細案・進路便覧)
- 校内研修で進路指導への理解と関心を深める。(基本方針の周知・進路指導室の活用)
- HRでの指導、学年ASを充実させる。(集団指導・個人指導の徹底)
- 各教科・科目及び特別教育活動の領域での充実を図る。(学力保障・特技を伸ばす)
- 進路相談を重視し、相談の技術を高める。(個人指導・カウンセリング)
- 家庭・地域(小・中)・振学会との連携を図る。(保護者対象講演会・学年部会・中高連絡会議・教育懇話会の実施)
- 卒業生の追跡調査を実施し、生徒の体験を通した情報収集に努め、有効活用を図る。(教育実習生と語る会・合格体験記)
- 先進県・先進校の実践に学び、全教職員の資質向上に努める。
- 生徒一人ひとりが適切に進路選択が出来るよう、客観的データに基づき、情報提供に努める。