7月27日(土)17:50から熊野速玉大社で、世界遺産登録20周年記念事業「くまのこどもサミット~未来へつなぐ世界遺産~」(熊野速玉大社世界遺産を守る会主催)が開催され、本校からは3年生の寺地藍良さんと2年生の横山蘭さんが発表者として参加しました。新宮市内の中学校4校、高等学校3校から約20人が参加し、熊野の魅力と課題について皆で改めて考える機会を持ちました。寺地さんと横山さんは、「私たちが気づいたこと、伝えたいこと」と題して、この地で暮らす私たちにとって、世界遺産は日常生活の中にあることを体験に基づいて話しました。だからこそ、その価値に気づきにくい側面はあるけれども、熊野には、「自然の豊かさ」「人との繋がり」「精神性(寛容さ・先見性・進取の気風など)」というような魅力があり、「体験する」「気づく」ことの大切さを示しました。また、魅力を「伝える」こと、そして世代をこえて話し合い、「考える」ことこそが、世界遺産・熊野を未来までつなぐ鍵になるのでは、と発表しました。最後には、各校の意見を集約し、参加者全員で「みんなで守る みんなでつむぐ 私たちの宝物 世界遺産『熊野』」というメッセージを読み上げました。




