校歌
和歌山県立新宮高等学校 校歌
作詩 藪田 義雄
曲 平井 康三郎
- 黒潮は わが郷を恵み
背に負いて 山並み青し
起れりわれら 彩雲呼びて
希望の天地を開かん ともに
新宮 新宮
新宮高校 われらの学園 - 熊野川 わが郷をめぐり
紀の国は たちばなかおる
起れりわれら 雄叫び挙げて
地平の果てまで歌わん ともに
新宮 新宮
新宮高校 われらの学園
新宮中学校学校 校歌
- 巨熊狭霧に嘯きて 皇軍とみに悩みしに
神の御告と御剣を 捧げまつりて国平の
御偉業たすけし高倉下 春秋三千 今になほ
功績は高き神倉や 天の磐盾 天そゝる
麓につらなる甍こそ わが中学の校舎なれ - 忠勇義烈 称ふべき
剛毅朴訥 世にすぐれ
吾等祖先の熱血を 受け伝えしは誰なるぞ
山水秀麗たぐいなく 神蹟霊場 多き郷
花橘のかぐわしき 誉あげむは誰なるぞ
奮へ熊野のわが健児 起てよ五百のわが健児 - 紅塵巷を埋むとも 吾等の天地はけがれなく
至善至高の信念に ゆかれぬ道のあるべしや
濁浪さかまく世なりとも 自彊の棹の撓みなく
進取の船を漕ぎゆかば 理想の声も遠からじ
奮へ熊野のわが健児 起てよ五百のわが健児 - 鯨潮吹く熊野灘 怒涛天うつ洋よりも
濶き気宇をばたもちつつ 翠色滴る千穂が峰の
高き志操を仰ぎつつ 永久につきせに熊野川
清き心にならひつつ いざやわが友世に立ちて
人の鑑と仰がれよ 国の誉と謳はれよ
新宮女学校学校 校歌
- 千穂ヶ嶺とはにゆるぎなく
はつ日の御子のおりましゝ
むかしがたりを忘れそと
学びの道を示すなり - 御浜の潮路はてしなく
わたらんことのかたくとも
海の内外あさりえて
真珠のかぎり集めてん
応援歌
和歌山県立新宮高等学校 応援歌
作詞 福島 達夫
作曲 津田 貞臣
- 空青し燦たり日輪
輝く雲は湧きたてり
ああ 南国の若人われら
若き血汐の 命一筋に
今こそ 振へ 振へ 力の限り
栄えあるその名 新宮高校
永遠に その名 薫れ
ラ 新宮高校 - 荒磯うつ 怒涛の叫
闘魂たぎり もえ上がる
ああ 南国の若人われら
磨きたる技 花とひらきつつ
今こそ めざせ めざせ 勝利の王座
永遠に その名 薫れ
ラ 新宮高校