和歌山県立新宮高等学校

Wakayama Prefectural Shingu High School

卒業証書授与式

3月3日(月)9時より本校体育館にて、第77回卒業証書授与式を挙行しました。多くの来賓・保護者の皆様をお迎えし、全校生徒が一堂に会して、厳粛な中にも心温まる時間を共にしました。
 下村校長は式辞の中で、部活動や日々の挨拶、行事での協調や授業での取組に、人に対しての敬意や尊敬の心、目の前のことに真剣に向き合うひたむきさなどを感じ、心が揺さぶられたことを伝えました。そして、上杉鷹山の「なせば成る」を引きながら、何かを成し遂げるためには、まず行動し、諦めずに努力することが重要であると語り、皆さんにはどんな困難も乗り越える力があると励ますとともに、新宮の地や新宮高校で過ごせたことを誇りに豊かな人生を歩んでほしいと結びました。
 在校生代表送辞は生徒会長の山口遼太さんが行い、新型コロナウイルスの影響を受ける中、まるで地図なき道を進むかのように、自ら作り上げる力を見せてくれた卒業生に尊敬と感謝の思いを伝え、「希望の天地を開かんともに」と卒業生の活躍を祈りました。卒業生代表の答辞は大代幸さんが行いました。 答辞では、入学当初は新型コロナウイルスの影響で思うような高校生活を送れないのではないかと不安があったが、仲間と出会って打ち解け、多くの経験ができたことなど、たくさんの思い出を語りました。また自身を支えた「努力は必ず報われる」という言葉の「報われる」とは、成功することに限らず、自分の力を最大限尽くすことで「悔いのない人生を歩めること」だと話しました。そして、在校生や教職員、保護者への感謝を伝えつつ、卒業生の仲間に「皆さんと過ごした一瞬一秒が私の一生の宝物です。本当にありがとう。」と伝えました。
 卒業生195名の今後のますますの活躍を願っています。

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