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WELLCOME TO SHINGU HIGH SCHOOL

『質実剛健・文武両道・伝統の継承と創造』

    「知・徳・体」を磨き、自らの可能性を逞しく切り開く

行事報告event report

令和5年度

◎吹奏楽部定期演奏会
 3月24日(日)13時30分より、丹鶴ホールにて本校吹奏楽部の第43回定期演奏会を開催しました。地域・保護者の皆さまをはじめ、大勢の方々に来場いただき、思いの詰まった音色を届けることができました。
     

◎終業式・離任式
 3月22日(金)に、令和5年度3学期終業式を行いました。
 深野校長は式辞の中で、一年間の取組を振り返られた後、ルネ・デカルト(近代哲学の父・数学者)の方法序説の中で述べられた言葉「困難(難問)は分割せよ」を紹介し、解決が難しい問題であっても、細かく分けて考えれば解決策を見つけられる、と話しました。課題に対して諦めず、問題を一つずつ洗い出し分析していくことが大切で、そのときに必要となるのが毎日各教科の授業で学習している基礎的な知識であること、そして周囲と協力しながら課題の解決を図り、将来社会に貢献できる存在になってほしいということを語られました。
 また終業式に先立って、3学期に活躍した生徒の表彰式を行い、終業式の後には、令和5年度末の人事により異動となった先生方の離任式を実施しました。異動される先生は次の方々です。

 深野泰宏校長先生【ご転職・県教育委員会学校教育局長に】・大須賀淳志先生(地歴公民科)【ご昇任・本校定時制教頭先生に】・坂井英行先生(理科)【本校定時制へ】・中西蓮先生(保健体育科)【南部高校へ】・山本玄先生(国語科)【向陽高校へ】・瀬古守伸先生(理科)【近畿大学附属新宮高校へ】・田淵優奈先生(理科)【南部高校へ】・坊伊純先生(数学科)【串本古座高校へ】・栗須智大先生(英語科)【和歌山商業高校へ】・坂本寿志先生(事務)【ご退職】・在仲眞澄先生(事務)【みくまの支援学校へ】・岡ア裕先生(校務員)【ご退職】

 先生方の今後のご健勝とご活躍を祈っています。

     

◎クラスマッチ
 3月15日(金)に、1・2年生でクラスマッチを行いました。晴れわたった青空のもと、グラウンドではサッカー、ドッジボールの各試合で熱戦が繰り広げられ、応援にも力が入りました。サッカーは1年5組、ドッジボールは2年5組がそれぞれ優勝し、2年5組が総合優勝となりました。クラスの絆がさらに深まった1日となりました。
     
   

◎進路LHR
 3月14日(木)2限には1年生を対象に、3限には2年生を対象に進路LHRを実施しました。進路希望別に「就職・公務員」「専門学校(医療系以外)」「専門学校(医療系)」「私大文系・短大」「国公立大文系」「国公立大理系・私大理系」の6つの分科会にわかれ、それぞれの進路に関する説明を受けるとともに、この春の卒業生から進路実現に向けての体験談を聞きました。身近な先輩のリアルな体験談と思いのこもったメッセージは、1・2年生にとって大いに参考になったことと思います。
     

◎デートDV防止講座
 3月13日(水)7限に1年生を対象にデートDV防止講座を実施しました。デートDV防止プログラムファシリテーターの勢古啓子氏が、「デートDV」とは何か、なぜ起きるのか、デートDVをする人にも、される人にもならないために、ロールプレイも取り入れながらお話しくださいました。
     

◎卒業証書授与式
 3月1日(金)、天候にも恵まれ、9時より第76回卒業証書授与式を挙行しました。多くの来賓・保護者の皆様をお迎えし、全校生徒が一堂に会して、厳粛な中にも心温まる時間を共にしました。5年ぶりに吹奏楽部による校歌演奏も行いました。
 深野校長は式辞の中で、卒業生が高校生活において目標をもって失敗を恐れず挑戦し、多くの実績を残したことに賛辞を送るとともに、京セラの創業者である稲盛和夫氏の言葉「可能性を信じ、努力することでこそ、人間は進歩し続けるのです。挑戦的で独創的な仕事ほど、粘りに粘り、努力を重ねていかねば、達成できないはずです。心のなかに『必ずできる』という信念があるからこそ、闘志が心の奥底から沸々と湧いてくるのです」を引きながら、予測の困難な変化の大きい時代だからこそ、自分自身の無限の可能性を信じ、勇気をもって果敢に挑戦してほしいと励ましました。
 在校生代表送辞は生徒会長の宮井聡子さんが行い、人として大切なことを学ばせてもらえた卒業生に感謝の思いを伝え、「希望の天地を開かんともに」と卒業生の活躍を祈りました。卒業生代表の答辞は久司航輝さんが行いました。 答辞では、選択する勇気の大切さを述べ、高校生活を振り返りながら、一日、一時間をいかに過ごすかという小さな選択の繰り返しが、将来を定めていくことを実感し、新宮高校は選択の勇気を後押ししてくれる場であったことを語りました。あらゆる選択によって 未来が作られていくとするならば、一人ひとりの日々の選択は尊く価値のあるものであり、正解のない自由な時代だからこそ、才能や能力といった「ありそうでないもの」にとらわれるのではなく、理想という、「見えにくいけれど確かに存在するもの」に向かって、強い選択をしていきたい、と力を込めました。
 卒業生187名の今後のますますの活躍を願っています。
     
   

◎総合的な探究の時間 1学年 学年発表会
 2月16日(金)、1学年「総合的な探究の時間」の学年発表会を実施しました。くまの学彩で学んだことを活かし、紀南地域の市町村について、「もっと観光客を増やすには?」「そもそもどの国、どの県からの観光客が多いのか?」といった疑問や課題を発見し、その解決策を提案しました。自主的にアンケートやインタビューを実施した班も多く、クラスを越えて発表することで、お互いに来年の探究活動への示唆を与え合う時間になりました。
     

◎ロングハイキング
 2月9日(金)、3年ぶりに熊野古道ロングハイキングを実施しました。1・2年生と地域の一般参加者の方々、教職員が、小雲取越の約13qを歩行しました。絶好のハイキング日和で、寒すぎず暑からず、参加者は景色を楽しみながら、悠久の歴史にも思いを馳せて熊野古道歩行を満喫しました。登り道や下り道が続くところはお互いに励まし合って歩いたことで、連帯感や友情も深まったことと思います。この地域ならではの体験は、これからも一人ひとりの中に確かなものとして残るはずです。
   
   

◎1年ロングハイキング事前学習
 2月2日(金)、1年生を対象に「くまの学彩」の一環として、体育館でロングハイキングの事前学習を行いました。9日(金)に予定しているロングハイキングでは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の小雲取越を歩くことになっています。本校の金井直大教諭が熊野古道や熊野三山等の由来や歴史について、藤原定家の「後鳥羽院熊野御幸記」等を引きながら説明しました。自然物を神として崇拝するという特徴や、参詣道が信仰を持って人々が歩いた道であることなども伝えられました。
   

◎研修旅行
 1月23日(火)〜26日(金)、2学年研修旅行(長野・愛知方面)を実施しました。寒波の到来で天候が心配されましたが、長野県志賀高原でのスキー・スノーボード体験も予定通り行うことができ、名古屋での研修も含めて充実した旅行となりました。一面の雪景色に驚きの声を上げながら、初めてのスキー・スノーボードに挑戦する生徒も多くいました。最初は滑走の準備をするのも大変でしたが、すぐに慣れ、体験2日目には斜面を悠々と滑り降りてくる姿に頼もしさを感じました。学年やクラスの仲間とじっくりと関わり、お互いを思いやれる時間も持てたのではと思います。2年生の皆さんの笑顔と人懐こさ、生き生きとした表情が印象的でした。
     
     
     
     

◎くまの学彩「身近にある金融・国際金融の話をしましょう」
 1月26日(金)のくまの学彩は、「身近にある金融・国際金融の話をしましょう」という演題で、国際社会貢献センター(ABIC)の活動会員である鈴木和巳先生にご講演していただきました。生徒にとっては一見するととっつきにくい金融・国際金融というテーマについて、鈴木先生の実体験や、大谷翔平選手やトヨタのお話など身近な話題も交えながら解説していただき、ぐっと理解が深まりました。
   

◎1学年合同LHR
 1月24日(水)6・7限で1学年が合同LHRを行いました。「楽しみ、友達との良い思い出を作る。相手への思いやりを持ち、主体的に動く。」ことを目標とし、生徒の運営委員が中心となって、内容やルールを検討し、全体に周知を図ってきました。当日は、体育館でドッヂボールを行い、大変盛り上がりました。
     
   

◎くまの学彩「画像でたどる新宮・熊野の近代史」
 1月19日(金)のくまの学彩は、「画像でたどる新宮・熊野の近代史」というテーマで、中瀬古友夫先生にご講演していただきました。新宮市の街並みの歴史的変遷や戦時中の新宮市について、豊富な写真や新聞資料を提示しながら説明していただきました。今回も、生徒たちにとって非常に意義のある時間となりました。
   
   

◎くまの学彩「租税教室」
 1月12日(金)のくまの学彩は、和歌山税務署から講師の先生(斯波氏・岡崎氏)にご来校いただき、「税のしくみ」「日本の財政の問題」「フューチャーデザイン」などについての授業をしていただきました。租税について教えていただくだけにとどまらず、これからの日本の財政が抱える課題や、未来に向けて何を考えていくべきかなど、今後の探究学習や進路実現につながる講演でした。
   
   

◎令和6年度大学入学共通テストへ出発
 1月10日(水)、大学入学共通テストを受験する49名の3年生が会議室に集まり、事前ASを実施しました。深野校長は、「緊張するだろうが、緊張するのは当たり前。努力を続けてきた皆の背には力がみなぎっている。厳しい状況でこそプラス思考で、自分の力を発揮してほしい。個々の頑張りが受験に臨む皆の力にもなる。当日平常心で臨むためにも、準備をしっかりしておこう。校歌にあるように、『希望の天地を開かんともに』。」と激励しました。1月12日(金)にはバス2台で和歌山市の受験会場に向けて出発しました。頑張れ新高生!!
   
   

◎3学期始業式
 1月9日(火)に、3学期始業式を体育館で行いました。県民歌斉唱、校歌斉唱に続いて、深野校長が式辞を述べました。冒頭で、元日に発生した能登半島地震で多くの方々が尊い命を失われたことに哀悼の意を表するとともに、被害に遭われた方々にお見舞い申しあげ、私たちも防災意識を強く持って対策を進めていくことを確認されました。また、令和6年には、お札のデザインが20年ぶりに変わることにふれ、一万円札に描かれる渋沢栄一の言葉「無欲は怠惰の基である」をひき、ここでいう「欲」とは「より良い社会の実現に対する社会的欲求」のことであり、若者が夢と目標を持つ重要性を改めて伝えました。そして、3学期も公平な視点、思いやりを持って行動しよう、勇気をもって主体的に行動しよう、と呼びかけました。始業式後には、生徒支援部長から3学期を迎えるにあたって、生活面での注意等がありました。
 今年もそれぞれの可能性を広げられるよう、ともに頑張っていきましょう。
   

◎2学期終業式
 12月22日(金)の授業・一斉清掃終了後に、2学期終業式を体育館で行いました。県民歌斉唱、校歌斉唱に続いて、深野校長が式辞を述べました。「2学期は、彩雲祭をはじめとする学校行事や校内外の諸活動に皆さんが切磋琢磨して取り組む姿を見てきました。『チームの中での活動や学習』には失敗や苦しいこともあったと思いますが、それは皆さんの視野を広げ、成長に繋がっているはずですので、次にどう生かしていくかが大切です。これから1年生は進路に向けた基礎を固めていく時期です。2年生は、学習方法を再点検し、将来の進路目標を真剣に考える時期になります。3年生は進路実現に向けて、これまでやってきたことを信じ、継続して取り組んでください。新年には、自分の殻を突き破るような思い切った目標を立てるなどして、自身の成長を図ってください。」と語られました。
 また終業式に先だって行われた各種表彰式では、8月以降に顕著な成果を収めた生徒の皆さんの表彰を行いました。終業式後には、生徒支援部副部長から冬休みの諸注意もありました。1月8日までの冬休み、体調には気をつけて年末年始を過ごし、気持ちも新たに3学期を迎えてください。
     

◎総合的な探究の時間 探究発表会
 12月19日(火)5〜7限目に総合的な探究の時間の探究発表会を行いました。2年生が発表者、1年生が聴き手として参加しました。
 2年生は38班に分かれ、設定した課題について、情報収集や分析・検証等を通してその解決に取り組み、考察や方策をポスター発表という形で伝えました。今年度は、「地域創生」をテーマに、地域の課題発見・解決を目指して、探究活動に取り組んできました。発表は、全38班をAグルー プ、Bグループの2つに分けて、交互に2回ずつ4つのタームで行いました。「新宮市への観光客を増やすにはどうすればよいか」「地震で建物が倒壊したときに命を守るにはどうしたらよいか」「どうすれば地域の祭りを盛り上げられるのか」「多様性の時代に合った校則を実現するにはどうすればよいか」「地域経済を活性化させるにはどうすればよいか」など、多岐にわたるテーマで探究学習を続け、発表時には、クイズを用いたり、実物を提示したりするなど工夫が凝らされていました。
     
     
 

◎くまの学彩「ユネスコ講演」
 12月15日(金)の1学年「くまの学彩」は、新宮ユネスコ協会会長の中谷剛先生より「ユネスコ講演」をしていただきました。ユネスコを柱とし、新宮ユネスコ協会の活動・世界遺産・熊野古道について、現代社会の諸課題と関連させながら、話していただきました。生徒たちの真剣な表情が印象に残る講演でした。今回の「くまの学彩」も、来年度の探究学習につながるものになりました。
   

◎看護・医療系キャリアガイダンス
 12月8日(金)16時10分から、全学年の希望者を対象に看護・医療系キャリアガイダンスを実施しました。看護、臨床検査技師、診療放射線技師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士等、11分野に分かれて2展開で行いました。看護・医療系に特化したキャリアガイダンスは初の試みでしたが、希望する分野の具体的なお話を担当の先生から直接伺うことができ、進路についての考えを深める貴重な機会となりました。

◎天空ハーフマラソン大会ボランティア
 11月19日(日)に実施された第9回新宮・那智勝浦天空ハーフマラソン大会では、ボランティアとして本校から約100名の生徒が参加しました。コースでの立哨や、平安衣装を身に付けてゴール地点でのサポートを行うなど、大会運営に協力しました。天候に恵まれ、ランナーとして参加した生徒・職員も多数おり、大きな声で声援を送りました。
   

◎「税の作文」表彰式
 1年生の脊古彩羽さんが、「税に関する高校生の作文」(国税庁主催、応募編数17万4008編)で公益財団法人納税協会連合会会長賞に選ばれ、11月17日(金)に新宮商工会議所で行われた「令和5年度納税表彰並びに感謝状贈呈式」にて表彰を受けました。また、作文を丁寧に朗読しました。

◎くまの学彩「自動車道現場見学」
 11月15日(水)、1年生全員が熊野・尾鷲市内で建設中の近畿自動車道紀勢線の現場を見学しました。国土交通省中部地方整備局紀勢国道事務所やヤマネ・いきもの研究所の協力のもと、「くまの学彩」の授業の一環として、熊野市ではトンネル・盛土工事を、尾鷲市ではヤマネの環境保全対策について見学し、学習しました。クラスごとにバスで3カ所(熊野市有馬、熊野市井戸、尾鷲市小原野)を訪れ、それぞれの場所で説明を受けながら、現場を体感しました。10月20日(金)の事前学習をふまえた現場見学で、防災の観点も含めた自動車道敷設の意義と環境保全等について学びを深めました。
     
     
 

◎「先輩が先生」講演会
 11月13日(月)7限目に、同窓会主催の「先輩が先生」講演会を実施し、第17回本校卒業生で熊野自然保護連絡協議会会長の瀧野秀二氏による講演「熊野地方の植物について」を全校生徒が体育館で伺いました。
講演では、熊野地方は雨が多く温暖で森林が発達するには十分な気候であり、植物が育つには雨と気温が大事であることを説明されました。熊野の固有種、季節ごとに見られる植物、希少植物等について写真を示してお話しくださいました。
     

◎1学年防災スクール
 11月10日(金)5〜7限目に、1年生対象の防災スクールを実施しました。まず最初に事前学習として、全員が体育館で消防署と自衛隊より本日の取組について説明を受けました。その後、クラスごとに「ライフハック」「搬送法・応急手当」「ロープワーク」「心肺蘇生法・AED取り扱い」からそれぞれ二つずつ取り組み、防災意識を高めました。地域防災のリーダーとして活動できるよう、学んだことを確認しておきましょう。
     

◎2学年性教育講話
 11月8日(水)7限目に、助産師の本舘かづこ先生による性教育講座を2年生を対象に行いました。性教育講座は、昨年度から実施しています。今回は、「自分の幸せを自分でつくる」と題して、異性との付き合い方や妊娠、避妊道具、性感染症等について講義してくださいました。
   

◎防災避難訓練
 11月2日(木)10時から防災避難訓練をしました。11月5日の「世界津波の日」を前にした今回の避難訓練では、全学年ともに、緊急地震速報を受けた後、シェイクアウトを行い、その後屋上に避難しました。教室に戻った後、各クラスで「世界津波の日」についてプリントをもとに学び、「濱口梧陵と世界津波の日」の動画を視聴しました。
 備えあれば憂い無し。日頃からしっかりと心構えを!

◎人権鑑賞会
 11月1日(水)6・7限に、ジャグリングパフォーマーのちゃんへん.さんを招いて全校生徒を対象に人権鑑賞会を実施しました。はじめに、ディアボロ、ヨーヨー、クラブ、リングなどさまざまな種目で高難度の技を繰り出すパフォーマンスを披露され、会場全体が惹きつけられました。その後、「在日コリアン」がなぜ存在するのか、歴史的背景などを分かりやすく説明してくださり、自身の生い立ちを振り返りながら、私たちが事実を正確に知り、気づき、考える機会を作ってくださいました。最後は、ちゃんへん.さんのオリジナル曲である「根無し草」「Ghost Blues」の2曲を歌われました。
   
   

◎くまの学彩「検察庁の役割とは」
 10月27(金)7限、1年生対象のくまの学彩では、「検察庁の役割とは?」をテーマに、和歌山地方検察庁より、実際に現場で働く検察官と検察事務官の方が講師としてお越しくださいました。「検察庁の役割」や「検察官と検察事務官の違い・それぞれの役割」、「裁判員裁判」、「取調室の様子」などに加え、「なぜ検察官を志したのか?」「どのような高校生活・大学生活を送っていたのか?」など、生徒の興味・関心をひくお話もしていただきました。探究学習として、またキャリア教育としても、生徒にとって意義のある授業になりました。
     

◎体育祭
 10月24日(火)に晴天のもと、体育祭を開催しました。テーマは、彩雲祭と同じく、「新しい新高のリーダーズ〜愛と勇気ではみ出していく〜」。開会式では深野校長が、「練習の成果を発揮し、学年を超えて一丸となって取り組み、体育祭を成功させましょう。」と呼びかけました。全校生徒が、赤・青・黄・緑・紫の5ブロックに分かれて、綱引きやタイヤ引きレース、大縄跳び、生徒会企画の3人4脚○×ゲーム、クラス・ブロック・体育クラブ対抗のリレーやブロック対抗ダンスなど、多彩な競技に臨み、熱戦を繰り広げました。多くの保護者・地域の方々も観覧してくださり、生徒の皆さんの活躍する姿を分かち合える一日となりました。今年度は紫ブロック(3年5組・2年5組・1年3組)が優勝しました。
     
     
     
     
     
 

◎わかやまユネスコ・コングレスにて英語で絵解き
 10月21日(土)に、「2023年度わかやまユネスコ・コングレス」が新宮市福祉センターで開かれ、本校2年生の西柚香さん、杉本彩莉さん、堅田裕奈さん、西春帆さん、前田耀斗さんが英語で「新宮参詣曼荼羅」絵解きを披露しました。これまでの練習の成果を存分に発揮し、流ちょうな英語で聖地を案内し、参加者から大きな拍手を送られました。
 

◎くまの学彩「自動車専用道路」見学事前学習
 10月20日(金)6・7限に、学校設定科目「くまの学彩」で、1年生を対象に自動車専用道路見学の事前学習を実施しました。自動車専用道路見学は11月15日(水)に予定しており、自動車専用道路の開発現場と、同時になされている天然記念物の動物・ヤマネの保護現場を見に行くことになっています。開発と保護の両方がなされ、防災という観点でも取り組みが進められている現場見学を前に、専門家からお話を伺いました。ヤマネ・いきもの研究所の湊秋作代表理事が今回の学びの意義を説明され、続いてヤマネ・いきもの研究所の饗場葉留果氏が「森に生きるヤマネについて」、おわせ学び工房の二村直司代表が「紀伊半島の大地の成り立ちと自然災害」、国土交通省紀勢国道事務所の速水裕一氏と岡本覚人氏が「自動車専用道路の意義」等について語ってくださいました。
     

◎台湾教育関係者来校
 10月20日(金)午前中に、本校を台湾の高級中等学校の校長先生など教育関係者6人が訪問されました。政府観光局の「訪日教育旅行促進事業」の一環で来校され、本校ではそれぞれの学校紹介や校内見学を行った後、生徒ホールで昼食をとりながら意見交換をしました。
     

◎情報モラル講座
 10月18日(水)7限に、昨年に引き続き和歌山IT教育機構の佐々木哲氏を講師にお招きして、情報モラル講座を行いました。今年は3年ぶりに全校生徒が揃って体育館で聴講しました。SNSでトラブルに巻き込まれないように、SNS上でのさまざまなトラブルについて説明を受け、その対処法について学びました。トラブルに遭遇した場合は、ネットの誰かではなく、必ず身近な大人に相談すること、また相談先として「わかやまネットトラブル相談窓口」があることも話されました。
   

◎新高クリーン作戦
 10月14日(土)8時半から、新高クリーン作戦を実施しました。降雨が予想されたため、時間を短縮して行いましたが、数年ぶりに実施することができました。保護者の方々や生徒・教職員あわせて約160名が参加し、協力して、溝に溜まった何年か分の泥を掻き出したり、グラウンドの草を抜いたりしました。多くの皆さまにご参加いただき、学校が綺麗になりました。ありがとうございました。
     
     
 

◎くまの学彩「熊野地域と観光について」
 10月13日(金)7限、1年生対象の「くまの学彩」では、「熊野地域と観光について」と題して和歌山県社会福祉財団・前世界遺産センター所長の山西毅治先生が、体育館で講演してくださいました。熊野の歴史・文化についてお話しくださり、「熊野のストーリーを感じる今の熊野」について、自転車で熊野を感じながら走ることの魅力等にも触れられました。そして、熊野の魅力を伝える観光客目線でのメディア戦略等にも言及され、ポイントとしては、「和歌山へ行ってみたい」という「動機」作りが大切で、「和歌山の魅力」「和歌山の楽しみ方」をストーリーを付けてクロスメディアで発信し続けることを挙げられました。
 

◎後期生徒会役員選挙
 10月11日(水)考査終了後の3限目に、後期生徒会役員選挙が行われました。体育館で立候補者の立ち会い演説会を実施し、その後、教室に戻って投票を行った結果、次の7名が当選となりました。新宮高校をさらに盛り上げてくれることを期待しています。

 会 長 宮井 聡子(2−5)
 副会長 脇地 祥太(2−2) 中浦 心陽(2−5)
 書 記 榎本 樹理(2−2) 寺地 藍良(2−2)
 会 計 荒木 丞訓(2−2) 後岡 遼亮(2−2)
   

◎栄養講座「スポーツで勝てるカラダ」
 9月27日(水)放課後、栄養講座が視聴覚3で開かれました。味の素株式会社の管理栄養士、田津原桃子さんが「勝ち飯講習会〜『スポーツで勝てるカラダ』をつくるための栄養プログラム〜」と題して、サッカー部(男女)の選手やマネージャー、保護者の方々に向けてお話しくださいました。選手向けの講座では、体づくりや試合対策など全ての土台になる食事の重要性を強調され、日頃から心掛けられる食事のとり方や、試合前日の調整ポイント等を具体的に示されました。講座後、部員たちは「試合前日の食事法を取り入れたい」等、早速実践しようと意欲的な様子でした。
 

◎曼荼羅絵解き 英語で発表
 9月29日(金)7限目「くまの学彩」の授業において、新宮ユネスコ協会の指導を受けて活動している2年生5名が、体育館で1年生を対象に曼荼羅英語絵解きの発表を行いました。4月から月1回のペースで活動を続け、10月には「わかやまユネスコ・コングレス」での発表も控えています。これまでの活動の成果を発揮し、曼荼羅絵解きを通して当地域の魅力を1年生と共有しました。
     
     

◎2学年キャリアゼミナール
 9月27日(水)5〜7限で、2学年対象のキャリアゼミナールを実施しました。進学講話、就職講座、公務員講座に分かれて生徒たちは受講し、また進学希望者については、講話の後、進路希望や興味関心に応じて11の分野でさらに講義や説明を受けました。進学講話では、進路選択の心構えや入試の仕組み、大学選びのポイントなどが話されました。社会で求められる力も変化してきている中で、今考え、取り組んでおくべきことについても言及されました。進路実現に向けての取組を本格化させる時期にきている2年生にとって、自身に向き合い、進路について考えを深め、行動を始める良い機会になったことと思います。
     
   

◎第30回彩雲祭
 「新しい新高のリーダーズ〜愛と勇気ではみ出していく〜」

 9月22日(金)23日(土・祝)に第30回彩雲祭(文化祭)を実施しました。4年ぶりに2日間で行い、食物バザーや有志ステージの実施、保護者・一般公開と通常規模での彩雲祭となりました。今年度の行事テーマは、「新しい新高のリーダーズ〜愛と勇気ではみ出していく〜」。一人ひとりのあふれる個性を生かして、行事をともに創り、楽しもうという思いが込められています。
 1日目の午前中は、体育館でオープニングセレモニー、吹奏楽部・放送部・琴部・ESS部・音楽選択生のステージ発表、各クラスの取り組み紹介等を行いました。昼食後、校舎内でクラス・クラブ・授業展示等を実施するとともに、体育館では久しぶりの有志ステージが行われ、さまざまなパフォーマンスが披露されました。オープニングセレモニーでは、川本晴春生徒会長が、「4年ぶりの通常開催で嬉しい反面、何から準備してよいか不安なところもあったと思います。その中で、クラブ・クラスともに全員が協力して今日を迎えられたことを嬉しく思います。ルールを守って、最高の彩雲祭を、新高全員で全力で楽しみましょう。」と挨拶しました。また、問芝璃音菜実行委員長は、「高校生活最高の思い出となるように、彩雲祭を全力で楽しみましょう。」と語り、動画を通じて彩雲祭を楽しむための諸注意を伝え、ルールを守ることを呼びかけました。
 2日目は、クラス・クラブの制作展示、アトラクションや、クラブ・委員会の活動発表に加え、3年生や振学会・同窓会の方々による食物バザー、また献血等が実施されました。
 2日間を通じて大変多くの方々にご来場いただき、大盛況でした。地域の方々に、さまざまな活動をご覧いただき、声援をいただきましたこと、心より感謝いたします。
     
     
     
     
     
     
     
     

◎第32回全日本高等学校女子サッカー選手権和歌山大会 準優勝
 新宮高校サッカー部女子は、9月3日(日)に南山スポーツ公園で行われた近畿大学附属和歌山高校との試合に3対2で勝利、9月18日(月)に同じく南山スポーツ公園で行われた和歌山北高校との試合では0対3で敗れましたが、チーム一丸となった試合運びで準優勝という素晴らしい結果をおさめました。
 

◎くまの学彩「和歌山県と新宮市の健康」
 9月15日(金)7限、1年生対象の「くまの学彩」では、「和歌山県と新宮市の健康」と題して東京医療保健大学和歌山看護学部看護学科教授の南部泰士先生が、体育館で講演してくださいました。「少子高齢化が進む中で、健康であることや長生きすることの価値が改めて問われている。健康でいるためには、人との繋がりが大事。皆さんは地域の、また世界の、未来そのもの。健康に生きよう。健康であれば何でもできる。隣の人と支え合って新宮の健康を盛り上げていこう。」と語られました。
     

◎新宮市立医療センター出前講座
 9月13日(水)16:00から神倉ホールで、新宮市立医療センターによる出前講座を実施しました。現役看護師の3名の方が、「看護師の仕事」と題した講演や、血圧計や聴診器、手術に使う道具などの医療器具に触れる体験を通して、医療に携わる仕事について考える機会を設けてくれました。医療分野に関心のある1年生と3年生の23名が参加し、熱心に耳を傾け、体験に臨みました。

◎1学年キャリアゼミナール
 8月30日(水)5・6限で、1学年対象のキャリアゼミナールを実施しました。生徒たちは、自身の進路希望や興味関心に応じて19の分野に分かれ、それぞれ講義や説明を受けました。教育の分野では和歌山大学の丸山先生が「教育学部−教師としての専門性を磨く」と題してお話しくださり、学習者が各教科の専門性を確実に身に付けられるように導くことや学習者の探究的な学習が質の高いものになるよう授業を工夫できることが必要であると示されました。また理学・工学の分野では三重大学の森先生が「工業系の職業」について講義をしてくださり、看護・医学の分野においては和歌山県立医科大学の蒸野先生から「和歌山県内の地域医療」というテーマで、詳しいお話をいただきました。秋には、次年度の科目選択も控えており、自らの進路について考えを深める機会になったことと思います。
     
     

◎サッカー部創部100周年記念事業
 8月19日(土)に記念式典が丹鶴ホールで開かれ、8月26日(土)には記念試合がやたがらすサッカー場で、記念講演が那智勝浦体育文化会館でそれぞれ開催されました。
サッカー部は、県立新宮中学校時代の1922年に創部し、さまざまな大会で実績を残しています。記念試合では、新宮高校サッカー部女子対新宮高校OB・OG、新宮高校サッカー部男子対静岡学園高校の熱戦が繰り広げられました。セレモニーで大前四郎実行委員長は、「先人たちに思いを馳せ、諸先輩が築いた歴史を胸に次の100年へと進んでいきたい。」と挨拶されました。記念講演では、静岡学園高校の井田勝通サッカー部総監督が、「スポーツが与える宝物」と題してお話しくださいました。(記念式典写真:熊野新聞社提供)
     
     
     サッカー部
創部100周年
記念事業

◎2学期始業式
 8月23日(水)1限に、約1ヵ月間の夏休みを終えて、2学期始業式を体育館で行いました。県民歌斉唱、校歌斉唱に続いて、深野校長が式辞を述べ、「2学期は『協働的な学び』を意識してほしい。学習面は勿論、彩雲祭や体育祭等の学校行事が予定され、1年で一番活動できるこの時期に、個人の力だけでなく、クラスやクラブの集団としての力を発揮してほしい。仲間の声に耳を傾けながら、互いの意見を尊重して議論することで、より良いものを創り出していこう。また地域の祭りやボランティア活動等、校外の活動にも積極的に参加して視野を広げよう。失敗を恐れず、集団の中で公平な視点、思いやりをもって行動してほしい。自分の殻を破ってさらなる成長を。」と語りました。始業式後には、丸本事務長から先日の台風で破損した2・3棟間渡り廊下屋根の修繕までの注意がありました。その後、生徒支援部の平井副部長から2学期の学校生活についてのお話があり、服装頭髪の確認が行われました。学習、学校行事、部活動等に積極的に取り組み、実りの多い2学期にしましょう。
     

◎大学見学会
 8月10日(金)、三重大学への大学見学会を行い、87名がバス3台に分乗して参加しました。6時15分に新宮高校を出発し、各自で申し込んだ各学部の模擬授業に参加したり、図書館を見学したりして、大学での学びを体験しました。参加した皆さんからは、「実際に見学して、大学で学ぶことの良さがさらに分かった。」「今まで考えていなかったことを自分なりに考えることができたので良い機会になった。進路選択に生かしたい。」等の感想が寄せられています。

◎吹奏楽部 3年連続関西大会出場
 吹奏楽部が、8月5日(土)に和歌山県民文化会館で開かれた第59回和歌山県吹奏楽コンクール高校小編成部門で金賞を受賞し、3年連続で県代表として関西大会出場を果たす快挙を成し遂げました。演奏曲は「救いの時の告知〜ジーザス・クライスト〜」で、キリスト音楽をテーマに神への祈りや受難、鼓動を表現し、和音進行や静と動の場面転換、テンポの速い場面での演奏テクニックが求められる曲で、3年生部員が選曲しました。8月20日(日)に滋賀県の守山市民ホールで開催された第73回関西吹奏楽コンクールでは、銅賞を受賞しました。
 

◎オープンスクール
 8月2日(火)9:00から、令和5年度新宮高等学校オープンスクールを実施しました。新宮・東牟婁地方を中心に、中学3年生・保護者・教員の方々等、約270名が参加してくださり、全体会・体験授業・クラブ体験等を行いました。全体会では、深野校長の挨拶の後、生徒会長の川本晴春さんが豊富な学校行事や部活動、充実した進路など本校の特色を語り、「新宮高校に来れば有意義な3年間を過ごすことができます。入学を楽しみに待っています。」と呼びかけました。広報委員4名が動画で学校を紹介し、実際に体育クラブや文化クラブで活動している生徒の声も届けました。その後、古典や化学等の12の体験授業や、希望者による寄宿舎見学、クラブ体験を通して、高校での学びや学校生活に触れていただくことができました。本校の魅力が伝わっていれば嬉しいです。
     
     
     オープンスクール

◎硬式野球部 18年ぶりベスト8
 硬式野球部が、紀三井寺公園野球場で行われた第105回全国高等学校野球選手権記念和歌山大会で、18年ぶりのベスト8となりました。
7月12日(水)の1回戦は11対0で和高専に勝利。7月18日(月)の2回戦では、13対0で橋本に勝ち、7月22日(土)の3回戦も向陽を相手に9対5で勝利を収めました。7月24日(月)の準々決勝では市立和歌山に惜しくも2対5で敗れましたが、チーム一丸となった見事なプレーで注目を集め、感動を与えるとともに、「古豪復活」を印象づけたと評されました。応援にも力が入りました。
   

◎高校生動画コンテスト&SBGC
 7月23日(土)13:30から新宮市の丹鶴ホールで、丹鶴ホールプロモーションチームICOLE、新宮市教育委員会共催による「高校生動画コンテスト&SBGC」が行われ、本校からも生徒会執行部やサッカー部をはじめ、多くの生徒が企画に携わったり、参加したりしました。動画コンテストでは、2年生の田上星海さんと桐本紗さんが制作したミュージックビデオ「積乱雲」が最優秀賞を受賞しました。
     
     

◎1学期終業式
 7月20日(木)2限終了後に、1学期終業式を体育館で行いました。県民歌斉唱、校歌斉唱に続いて、深野校長が式辞を述べ、1学期の新宮高校での学びを振り返る中で、各学年や部活動等でさまざまなチャレンジがなされたことを確認しました。探究学習が進められていること、山東師範大学生の来校やベトナム・アメリカ・オーストラリアへの訪問等、多くの取組が動き出し、活動の機会が増えている今こそ、自ら学ぼうとする姿勢や、分かったことを行動・実践に繋げていくことが大切であると強調されました。夏休みは自分で使える時間がたくさんあるので、どう使うかは自分次第、学習やさまざまな活動に主体的にチャレンジし、2学期始業式には成長した姿を見せてほしいと話されました。また、終業式後には生徒支援部長から夏休みの諸注意がありました。8月22日までの夏休み、健康には気をつけて、有意義な時間を過ごしてください。
   

◎和歌山県立医科大学_医学部校内説明会
 7月18日(火)16:10から、和歌山県立医科大学医学部の校内説明会を視聴覚3で行いました。事務局入試学務班の豊田様より、入試方式、特に県民医療枠についての説明を受けました。令和元年度に本校を卒業し、現在同大学医学部4年に在籍している榎本真太さんも来校し、授業の様子やサークル活動、アルバイトの様子など大学生活の実情を詳しく聞かせてくれました。また、高校時代にどのように勉強したかを話してくださり、後輩にエールを送ってくれました。
     

◎和歌山県立なぎ看護学校校内説明会
 7月14日(金)16:10から、和歌山県立なぎ看護学校の校内説明会を視聴覚3で行いました。副校長の尾ア先生がお越しくださり、なぎ看護学校での学びの概要やカリキュラム・入試等について丁寧にわかりやすくお話しくださいました。実習等の様子や看護師の魅力・役割等についても具体的にお話しいただき、進路実現に向けての取組を進める時間となりました。

◎SDGs学習会

 7月14日(金)5〜7限目に1学年でSDGs学習会を行い、カードを使用した社会シミュレーションゲーム「SDGs de 地方創生」で持続可能なまちづくりについて考えました。学習会は各クラスで行われ、複数グループに分かれた生徒たちが、それぞれ行政と住民のいずれかの役割を担いました。「人口」「経済」「環境」「暮らし」の4つの指標を見ながら、まちづくりに関する与えられたアクションをクリアし、それぞれの「志」(ゴール)の達成と持続可能なまちの実現を目指します。昨年度に続き、ゲームでは赤岡誠氏(那智勝浦町福祉課)をはじめとする公認ファシリテーターが講師を務め、SDGs全般についての説明やゲームの運営、振り返りなどを行いました。生徒たちは、目標達成に資するプロジェクトを実現するため、資金や人的資源を集めに奔走し、社会に与える影響やリスクについて活発に議論を交わしながらゲームを進めることで、持続可能なまちづくりについて理解を深めました。
   
   

◎和歌山県立医科大学_薬学部校内説明会
 7月12日(水)16:10から、和歌山県立医科大学薬学部の校内説明会を視聴覚3で行いました。薬品化学研究室教授の相馬洋平先生がお越しくださり、大学での学びの概要やカリキュラム・入試等について丁寧にわかりやすくお話しくださいました。和歌山県立医科大学薬学部での学びを具体的にイメージしたり、薬学の魅力や可能性に触れたりすることができ、進路実現に向けての意欲を高める時間となりました。
 

◎薬物乱用防止講話
 7月12日(水)7限目に全校生徒を対象として、体育館で薬物乱用防止講話を行いました。新宮警察署生活安全刑事課の中濱智厚氏と和田侑大氏がお越しくださり、薬物の恐ろしさについて映像を用いながらお話しくださいました。今後甘い誘惑があるかもしれないが、薬物を使用してしまうと依存症になり、心身をぼろぼろにしてしまうこと、薬物乱用は失うものばかりで、自分や家族、他人の一生も台無しにしてしまうということを力を込めて伝えられました。「大切なのは、自分を大切にする心、周囲を大切に思う心、誘われても断る勇気。誘われるようなことがあれば、警察に相談を」とまとめました。
   

◎和歌山県立医科大学_保健看護学部校内説明会
 7月10日(月)16:10から、和歌山県立医科大学保健看護学部の校内説明会を視聴覚3で行いました。辻あさみ先生と米島望先生がお越しくださり、大学での学びの概要やカリキュラム・入試等について丁寧にわかりやすくお話しくださいました。和歌山県立医科大学保健看護学部での学びを具体的にイメージすることができ、進路実現に向けての意欲を高める時間となりました。
   

◎山東師範大学生来校
 7月7日(金)10時に、中国の山東師範大学生67名と先生7名が来校しました。会議室で深野校長より歓迎の挨拶を行った後、4グループに分かれて、校内の施設見学と授業見学を実施しました。3限目には、体育館で2学年全員との交流会を行い、冒頭で2年5組杉本奏さんが歓迎の言葉を英語で述べました。思いはしっかりと届き、続いて訪問団長の趙曰峰先生が杉本さんの言葉に触れながら、新高生の意欲と積極性を褒めてくださり、有意義な交流にしましょうと呼びかけました。その後、15グループに分かれて交流し、それぞれのグループでは七夕にちなんで笹を用意したり、折り紙や刀の模型など日本の伝統的なものを会話のきっかけにしたりと、工夫を凝らした内容で、あっという間に打ち解けた雰囲気になっていました。最後には全体で記念写真を撮影し、名残を惜しみながら交流会を終えました。訪問団は会議室で昼食をとった後、12時15分に新宮高校出発となりましたが、お互いに積極的な交流ができ、貴重な経験となりました。
   
   

◎国連セミナー
 7月7日(金)7限目に1年生を対象に体育館で元国連世界食糧計画(WFP)のアジア地域局長である忍足謙朗(おしだりけんろう)氏による「世界とつながる国連セミナー」を実施しました。昨年度に続いて2回目のセミナーです。世界の飢餓問題や紛争地への食糧支援について忍足氏の講話を聞きながら、生徒たちは世界の現状や今後について考えました。忍足氏は、「遠い国の出来事だから関係ないという考えは捨ててほしい。困ったときはお互いさま。これを世界レベルで考えられるか。全部繋がっている。心のどこかで自分は世界の一市民であるという気持ちを持ってほしい。」と訴えました。16時からは、場所を視聴覚3に移し、1〜3年生の希望者を対象に第2部を行いました。参加した約20名の生徒たちは17時を過ぎるまで、途切れることなく忍足氏に質問し、質疑応答を繰り返しながら考えを深めました。第1部も第2部も大変有意義な時間となりました。
     
   

◎1学年科目選択説明会
 7月7日(金)19時から会議室で、1学年保護者対象の科目選択説明会を行いました。雨天の中でしたが、100名を超える保護者の方々が出席くださり、深野校長の挨拶の後、岩倉教務部長が、2・3年次の教育課程や進路希望と2年次の選択群における選択の仕方の関連性等について説明しました。
   

◎硬式野球部・吹奏楽部・全国大会出場者の壮行会
 7月5日(水)、1学期期末考査終了後、11時から県総体等上位入賞者の表彰式を行い、続いて硬式野球部・吹奏楽部・全国大会出場者の壮行会を体育館で実施しました。最初に深野校長が「支えてくれた方々への感謝の気持ちを胸に、これまでに培ってきた力を遺憾なく発揮してほしい。頑張れ新高!」とエールを送り、生徒会長の川本晴春さんは「3年生の勇姿を見届ける大会にしてほしい。頑張ってきたことは全て力になっている。悔いのないように力を尽くしてください。」と応援の言葉を述べました。その後、各クラブの代表者と全国大会出場者がそれぞれ大会での健闘を誓いました。
   
   

◎進学講演会
 6月30日(金)19時から約1時間半、本校会議室にて進学講演会を実施しました。約90名の保護者の方々が参加され、河合塾近畿営業部の山田浩平氏が「受験生のよきサポーターとなるために」と題して、最新の入試動向や保護者の心構えについてお話しされた後、清岡進路指導部長が推薦入試についての説明を行いました。

◎東京医療保健大学和歌山看護学部校内説明会
 6月19日(月)16:10から、東京医療保健大学和歌山看護学部の校内説明会を視聴覚3で行いました。東京医療保健大学での学びや入試方法等について説明を受けました。上田先生からは、何事にも興味をもち、主体的に学ぶ能力とコミュニケーション能力を備え、地域社会に関心をもち、そこで生活する人々の健康を担う決意と高い志をもった学生を求めていますとのお話がありました。
 

◎吹奏楽部ランチタイムコンサート実施
 6月16日(金)昼休みの時間に、吹奏楽部が今年度2回目のランチタイムコンサートを行いました。梅雨の晴れ間が広がり、まさにコンサート日和!大勢の観客と一体となった演奏が、人工芝や校舎を心に響く音で包みました。
   

◎1年生対象 科目選択説明会
 6月14日(水)7限目に体育館で、1年生対象の科目選択説明会を行いました。岩倉教務部長より、2・3年次の教育課程についての説明があり、進路希望と2年次の選択群における選択の仕方の関連性等について話されました。自身の進路希望をしっかりと考えて、保護者の方や担任の先生ともよく相談して、科目を選んでください。
 

◎和歌山大学_校内説明会
 6月13日(火)16:10から、和歌山大学の校内説明会を視聴覚3で行い、全学年の希望者21名が参加しました。和歌山大学入試課の中山先生から説明を受け、「四つの学部が近くにあるため、交流も盛んである。大学として協働と主体性、地域連携を大事にしている。」等のお話がありました。
 

◎くまの学彩
 6月9日(金)の「くまの学彩」は南紀熊野ジオパークセンターの本郷宙軌先生からお話を伺いました。生徒たちは、熱心にメモを取りながら、先生のお話に聞き入っていました。
 
 
◎進路LHR
 6月7日(水)5限目に3年生対象、6限目に2年生対象の進路LHRを実施しました。民間就職、公務員、看護医療系、各種専門学校、短期大学、四年制大学の6つの進路希望に分かれて講義を受けました。四年制大学の講座では講師の先生が、現在の大学入試には総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜の3つの型があること等に触れ、「授業」を中心に基礎学力を確実に高めていこう、言葉にして表現することを意識し、思考力・判断力・表現力を伸ばせる学習をしていこうと語りました。
     
 
◎「くまの学彩」本格実施
 5月26日(金)7限目に、1年生が今年度から開設された「くまの学彩」の授業として、体育館で新宮市商工観光課の方のお話を聞きました。新宮市の文化や歴史、取り組み等、魅力を伝えていただきました。
   
 
◎総体壮行会
 5月19日(金)、1学期中間考査終了後、総体壮行会を実施しました。最初に深野校長が「(試合は)相手と戦うと同時に、自分自身との戦いでもある。支えてくれた方々への感謝の気持ちを胸に、チーム一丸となって活躍してほしい。頑張ろう。」とエールを送りました。生徒会長の磯ア咲良さんは「これまでの努力の成果を発揮し、記憶に残るような良い大会になることを願います。」と挨拶しました。その後、各クラブの代表が一人ずつ総体に向けての決意を表明し、全員で応援歌を斉唱しました。本番までしっかりと調整し、自分や仲間を信じて、試合では持てる力を出し切ってきてください。
     
 
◎前期生徒会役員選挙
 5月19日(金)総体壮行会の後、前期生徒会役員選挙が行われました。今年度は久しぶりに体育館に全員が集合して、立候補者の立ち会い演説会を実施しました。教室に戻って投票を行った結果、次の7名が当選となりました。新宮高校をさらに盛り上げてくれることを期待しています。
会 長 川本 晴春(3−2)
副会長 北村 厚樹(2−4) 寺地 鴎 (3−4)
書 記 磯ア 慶 (3−3) 磯ア 咲良(3−4)
会 計 中道 貫大(3−2) 泉 翔馬(3−3)
 
 
◎防災避難訓練
 5月10日(水)LHRの時間に防災避難訓練をしました。全学年ともに、緊急地震速報を受けた後、シェイクアウトを行い、その後屋上に避難しました。教室に戻った後、各クラスで防災に関するアンケートを実施し、また防災動画「もし地震が発生したら?」「南海トラフ巨大地震」を視聴しました。
 備えあれば憂い無し。日頃からしっかりと心構えを!

◎修学旅行

 4月19日(水)〜21日(金)、3学年修学旅行(京都・大阪方面)を実施しました。新型コロナウイルス感染症の影響で、昨年度予定されていた旅行が延期となり、この度の実施となりましたが、参加者全員が元気に2泊3日の旅程を満喫しました。学年やクラスの仲間とじっくりと関わる時間も持てたのではと思います。3年生の皆さんの笑顔と生き生きとした表情が印象的でした。
     
 
◎遠足(1・2学年)
 4月19日(水)、午後からやや雨に降られたクラスもありましたが、1・2学年で遠足を実施しました。今年度、2学年の各クラスでは、感染症対策をとった上で久しぶりにBBQも行い、入念に事前の準備がなされるなど、盛り上がりました。1学年のレクリエーションも大変充実しており、新しいクラスの仲間と親睦を深め、有意義な1日を過ごしました。
     
 
◎オリエンテーション・クラブ紹介
 4月12日(水)5・6限に1年生を対象にオリエンテーションとクラブ紹介が実施されました。まず生徒支援部と特別活動部からのオリエンテーションが行われた後、文化クラブ・体育クラブの代表がそれぞれ趣向を凝らしたパフォーマンスや動画で部のアピールをしました。
 1年生の皆さんには、3年間頑張りたいと思えるようなクラブを選んで、本校の校是である文武両道を実践してもらいたいと思います。
     
 
◎対面式
 4月11日(火)1時間目に、体育館で対面式を行いました。
 生徒会長の磯ア咲良さんが、「失敗を恐れず、私たちとともにたくさんチャレンジしましょう。思い切って周囲に声を掛けていまきしょう。」と歓迎の言葉を述べた後、新入生代表の田中翌夏さんが高校生活への抱負も含めて力強く挨拶しました。
     
 
◎入学式
 4月10日(月)に、令和5年度入学式を挙行しました。今年度はマスクの着用が任意となり、久しぶりに歌を斉唱する形で式典を行うことができ、200名の新入生を迎えました。
 深野校長先生は式辞の中で、高校生活のスタートにあたり、新入生に3つのことを話されました。1つ目は「失敗を恐れず、果敢に挑戦してほしい」ということ、2つ目は「学びの本質を捉えてほしい」ということ、3つ目は本校の校訓である「質実剛健」についてです。何かに挑戦するときに、たとえ失敗しても、改善してその困難な壁に立ち向かっていくことが解決へのきっかけとなり、成長に繋がること、また本校でのあらゆる教育活動において、「なぜ学ぶのか」「何を学ぶのか」「どのように学ぶのか」等、学びの意味をじっくり考えて、主体的に学ぶことで皆さんの将来の進路にも繋がっていくこと、さらに互いの違いを認め合い、思いやりをもって接することで、互いに高め合う関係性を築いていくことが大切であることを伝えられました。
 また、新入生代表の海野藍加さんが「高校生活では強い意志を持って取り組み、3年間、何事にも積極的に挑戦し、精一杯学び努力することを誓います。」と宣誓をおこないました。新入生の皆さん、先輩たちや先生方とともに新宮高校の新たな歴史を作っていきましょう。
     
 
◎新任式・始業式
 4月7日(金)に、令和5年度始業式を行いました。始業式に先立ち、新たに本校に着任された先生方の新任式を行い、15名の先生方を紹介しました。新転任の先生方は次の通りです。 深野泰宏校長先生・有本理香先生(芸術科美術)・金井直大先生(国語科)・畠敏紘先生(保健体育科)・脇田一徳先生(情報科)・北野勝也先生(数学科)・山本妙先生(英語科)・赤松徳之先生(地歴公民科)・森下悟至先生(理科)・堀端千智先生(理科)・瀬古守伸先生(理科)・田淵優奈先生(理科)・児玉侑大先生(英語科)・坊伊純先生(数学科)・坂本寿志先生(事務室)
 新転任の先生方、よろしくお願いします。
 いよいよ令和5年度がスタートしました。深野校長先生が始業式の式辞の中で述べられたように、あらゆることにチャレンジ精神をもって取り組み、失敗を恐れず果敢に挑戦するその気概を大事にして、充実した高校生活を送っていきましょう。
     
 

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